2018年5月5日土曜日

【子どもの日】スマホやゲーム機とどう付き合うか、きちんと伝えていますか?

「子どもと英語の応援団」 
団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、
ありがとうございます。


今日の内容は、
英語教育には直接的には関係ない話ですので、
ご興味ある方だけお読みくださいね。


今日は子どもの日。
Wikipediaによると子どもの日とは

子供の人格を重んじ、
子どもの幸福を図るとともに、
母に感謝する日

・・・だそうです。最後の言葉は、
来週が母の日だからか?と思うのは、私だけ?


というか、
何より子どもの健康と幸せを願う日ですよね。

















しかし、今日の新聞を見ていると、
1面から、残念なニュースが。

「学校行かず ゲーム16時間」

15歳の少年の日常をレポートしていて、
「スマホ依存症」の怖さを書いてあり、
2面には、
「電子メディア 12時間以内に」という、
見出しに目が行きました。


そして、その文面の中に、
日本小児科学会のコメントとして、
「依存症になってからでは治療が困難。」
「予防が肝心」

などと書かれていました。

子どもの日だから、
楽しいニュースにしてほしかったなぁ・・・


でも、もしかしたら、
子どもの日だから、この記事を載せたのかも。

そう思ったら、
「ゲーム・スマホとの付き合い方」について
書いてみたくなりました。




1.       高校生は仕方ない?

今、高校2年生の息子は、中学3年生まで、
DSなどのゲーム機器はもちろん、携帯など、
いわゆるメディアツールは一切持っていませんでした。

高校入学を機に学校活動に必要ということで、
スマホを持つようになりました。

実際にも、
高校生のスマホ所有率は100%に近いです。













(参考資料https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1046970.html

最初は「学校活動に必要」範囲にとどまっていた使用頻度は、
1日1時間になり、2時間、3時間となり、
「スマホ依存症か????」と思うほど、
それをいじっている時間が増えてきました。

学校には行っていますし、
部活の時間は野球に没頭していますから、
依存症ではありません。

しかし、
残念なことに、
「スマホに支配されている」生活に思えてきます。

自分自身で「使い方をコントロール」できる、
精神力ができてから与える必要があったなぁ。

この点に関しては、
「反省しきり」の母です、私。



2. ゲーム機の支配

ベネッセコーポレーションの資料に、
児童・生徒のゲーム機所有率を示したグラフを見つけました。
















小学2年生の段階で73.5%のお子さんが、
ゲーム機DS,プレステなど)を持っていますね。


次に、
「初めてお子様用にゲーム機を買った時期を教えてください」
という質問に対する回答です。
















小学1年生の時に、初めてゲーム機を買ってもらう子が多いということらしいです。
就学前のお子さんでも、
すでに買ってもらっている子が多くて、
びっくりします。

教室に来ているお子さんの中でも、
園児が「おれ、ゲーム、持ってる~~!」と、
自慢していることが、よくあります。

「持っている」ことが、
ある意味ステータスになってきている昨今なんですねぇ。


そして、
一度使いだしたら、つい使い過ぎてしまう。
そういう、自分の気持ちを、
どうコントロールしていくか。

また、子ども達が、
「公園に集まってDSで遊ぶ」という、
摩訶不思議な現象を引き起こすことも、
多々あるわけですね。


今日の新聞記事を読んで最初に思ったのは、
「この子は何歳から、
ゲーム機とこんな付き合い方を
するようになったんだろう・・・」


記事を読み進めると、
その子は小学5年生の時にゲームを始めたと、
書かれていました。


気になるのは、
「いじめられて不登校になり、
暇つぶしで(ゲームを)始めた。
当初は罪悪感があったが、
2か月もするとゲームが生活の中心になった」
と書いてあります。


ゲームがいけないわけじゃないんです。
使い方を間違えてしまった。
心の寂しさを埋めるために、
ゲームに寄り添わざるを得なかった、
そんな環境が、彼を「スマホ依存症」にしてしまったわけです。



3. 親がお手本か?

もうひとつ。気になるグラフを見つけました。





















未就学児、つまり6歳以下のお子さんに、
スマホなどを使わせる、ということですね。


最近は
「スマホ育児」という言葉が存在しますね。
子どもにスマホを見せて、
スマホに子守りをさせる、とか、
育児に必要な情報をスマホから得る、とか。

私も、サークルに来てくれているママに、
英語の絵本に関するyou tube
ご紹介することは、よくあります。


スマホに限った事ではありませんが、
情報をいかに使うか、という意味で、
何事も、メリット・デメリットはあります。

必要な情報を、スマホから得るということは、
現代ではごく普通のことです。


しかし、心の育成に一番大切な時期に、
スマホに子守をさせるということは、
お子さんの心が「健全に育たなくなる」
ことをけして忘れてはいけないと思います。


お子さんにyou tubeなどスマホを見せる時は、
ぜひ一緒に見るようにしてみましょう。

そして、1回につき、15分以上見せることはダメです。

15分以上の視聴は、お子さんの脳にいい影響を与えません。
(これについてはいずれ書いてみたいと思います。)


そのためには、まずは親御さんご自身が、
ゲーム機やスマホとどう付き合っているか、
今一度、ご確認してみることをお勧めします。


最初に書いた、新聞記事の男の子が、
けして未来のお子さんの姿にならないように。





私の体験や、教室での出来事が、
あなたの子育てや教える仕事に、
少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪


 ではまた明日。



See you tomorrow!




未就園児の親子さんは、
英語おけいこサークル・アイキャンへ

年少以上のお子さんを持つ方は、
英語教室・アイキャンへ
http://iinagano.com/ican/04.pdf

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