こんにちは!
信州・松本で、
【0歳からの英語おけいこサークル・アイキャン】を、
2006年から主宰しています、松井美紀です。
(あ、何気にキャリアを宣伝してますね・・・)
今日は、
私の個人的な意見で、
「おむつは早くとったほうがいい!!」について書きます。
保育園・幼稚園入園にあたって、気になる人にはすごく気になること・・・
それは、
「うちの子、おむつがまだとれていないんですけど、大丈夫でしょうか?」
先生の中には「大丈夫ですよ」という人もいるでしょう。
あ、これは「年少さんで入園するお子さん」を対象に考えたことです。
つまり、満3歳の時点で「おむつが取れていないこと」について、
どう考えるか、という事です。
結論を言うと、
「おむつは早くとったほうがいい」と考えています。
極論を言うと、
「おむつをいつまでも(この場合は3歳過ぎて)していると、自立できなくなる」
と思っています。
理由は、
おむつはしているという事は、自分の排泄を「自分でコントロールできない」という事です。
生きていくうえで絶対に必要となることの一つは食べることですが、
食べれば排泄する、というのは、いたって当たり前の事。
当たり前の事を自分でできるようにしていくのは、子どもの自立の第1歩です。
・歯を磨く
・着替える
・片づける
赤ちゃんの頃にはできなかったことでも、「自分の事」としてできるようになっていく。
その最初のステップも、「おむつを外す」ことと言っても過言ではないです。
おむつの中で排せつ物があれば、基本は「気持ちが悪い」わけです。
この「気持ちが悪い」という事を、まさしく「肌で感じている」のに、
いつまでもおむつをしていたら、
気持ち悪いことが分からない
または
気持ち悪いことは誰かが何とかしてくれる
そういう感覚を、無意識に持つことになります。
昨今のおむつは、
それはそれは機能がよくなって、
「寝ている間の6回分を吸収」とか
「濡れてもサラサラ」とか。
とても「濡れてるおむつは気持ち悪い」という感覚なんて、持たせられない。
では、
「おむつの機能がいいから、いつまでもおむつが外せない」のか。
いいえ、違います。
おむつって、まずは赤ちゃんに必要だからできたものですよね。
遠い昔から。
布おむつは、子どもが一番「気持ち悪いことが分かる」ものでした。
世の中が便利になって、この「気持ち悪いこと」を伝えるおむつが、
ママの忙しさを助けるものになり、どんどん進化していく。
進化すると、
「私を助けてくれてもの」から「あって当たり前」のものに変わっていく。
「あって当たり前」だと、「早く使わないでいいようにしたい」とは思わなくなる。
そして
「もっといい品質のものができないかなぁ」と期待する。
期待していて、いい品質になっていくと「もっと使いたくなる」
そうしたら・・・・・・
お分かりですね。
「おむつを外そう」という気持ちは、それほど緊急性を必要としなくなります。
ところが、
入園を前におむつ外しをするのは、「入園のため」になり、タイムリミットが出てくる。
そうすると、
子どもの「気持ち悪いことが分かるようになる」成長なんて、どうでもよくて、
「保育園・幼稚園に入るときに困らないように」というものにすり替わっている。
それでも、
「入園までに間に合わないかもしれない」という焦りの気持ちもあって、
「まだおむつが外れていないけど大丈夫?」という発言になる。
大丈夫なわけないでしょ!
「保育園・幼稚園に年少で入る」という事は、社会生活を始めるという事ですよね。
その時に、
「自分の排泄をコントロール」できなくて一番つらいのは、子どもです。
おむつは赤ちゃんの象徴です。
我が子は可愛い。いつまでもこの可愛いままでいてほしい。
そう思うのは親として自然かもしれない。
でも、
「高機能なおむつに頼って、我が子に大切なことを伝えなかった」
「お金がかかるおむつに頼っているのに、すぐに『お金がない』という」
こういうママで、いたいですか?
それとも、
「いいおむつに頼りそうだから布おむつを使ってみようか・・・」
そんなママを「時代遅れ」と言いますか?
ここから、寒い寒い日が続きますよね。
そうすると、「暖かくなってからトイレトレーニング」という方も多くなります。
その気持ちもわからなくはないのですが、
子どもの1年て、大人の10年くらいの価値です。特に、3歳まではそれ以上かも。
だから、
「子どもの自然な気持ちに任せて」というのは、
子育てのプロが言う言葉であって。
「気持ち悪いものを『気持ち悪い』と思う気持ち」は、早く伝えてあげてほしい。
人の気持ちが分かる子供に育ってほしいなら。
あなたはどうですか?
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