学校のチャイム。
キーン、コーン、カーン、コーン♪
懐かしいです。
このチャイムって、
学校の先生の思いやりから発明?されたって知っていますか?
こんにちは。
「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、
ありがとうございます。
前回のブログで、
「働き方を改革しないといけないのは、
誰よりも、母親なのではないかと思う、今日この頃です。
具体的なことは、また明日。」と書きましたが、
もっと、今、書きたい!という内容があったので、
今日は、それについて書いてみたいと思います。
NHKの番組で、私のベスト3に入る番組
以前、このブログでも書かせていただいたことがあります。
今日も楽しく見ていると、
え?そうなの?
なんて愛情深いんでしょう!!!!
と思う内容でしたので、お伝えしたいと思います。
「学校のチャイムが『キーン、コーン、カーン、コーン♪
』なのはなぜ?」
現在のチャイムが使われ始めたのは、
1955年、東京都大田区の大森第四中学校だそうです。
それ以前は、先生が廊下の端から端まで、
大きな鐘を振って、授業の始まりや終わりを告げていたそうです。
ところが、かねてから、
*長い廊下だと、廊下の端と橋で時間が違ってしまうので、
休み時間の長さがクラスによって違ってしまう
という、問題があったり、
*鐘の音というのは、戦中に空襲の時にならしていた鐘の音とおなじなので、子どもが戦争を思い出す。
という意見もあったそうです。
そこで、先ほど出てきたように、
1955年、東京都大田区の大森第四中学校に勤務していた井上尚美先生が、
知り合いの方と開発したのが、現在の
キーン、コーン、カーン、コーン♪
のチャイム、というわけです。
また、番組では、
この「キーン、コーン、カーン、コーン♪」には、歌詞があることを言っていました。
開発者の井上先生は、
「チャイムは時を告げるものだから、時計の音がいい」ということで、
イギリスのビッグベンの鐘の音を使うことにしたそうです。
このビッグベンが奏でるのは、
ヘンデルが作曲した「メサイヤ」という曲の一部です。
こうやって聞いてみると、イギリスが「けっこう近い国」に思えますね。
学校のチャイム「キーン、コーン、カーン、コーン♪」
ここには、中学校の先生が子どもを思いやった、
ステキな歴史があったんですね。
私の平日は、夕方から子供たちに囲まれる毎日です。
その中で、チャイム考案者の井上先生のように、
「子どもの心」を本当に大切に考える教師でありたいと、
心から思います。
See you tomorrow!
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