2018年3月13日火曜日

【就学規定】英語教室と保護者の方との約束


「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。


昨日は、「幼児クラスで大切にしていること」について書いてみました。


今日は、レッスン内容など、お子さんについてではなく、
教室開始から、必ず保護者の方にお願いしていることについて、
書いてみたいと思います。















1.  なぜ【修学規定】?

2007年に、英語教室「アイキャン」を始めた時から、
保護者の方と、ご入会時と更新時に、契約書を交わしています。


「ここは、こういうことをする教室です。」
「守っていただきたいことは、これです。」
「料金はこうです。」
などなど。細かいことも含めて、
来年度用の書類には、17項目の「約束」が書かれています。


個人教室で、よくあるトラブルの一つは、
「欠席しても振替してくれない」
「休んだから、その分の月謝をひいて欲しい」
「来週から来られません」

??????
なにそれ!と思う、保護者からのクレームが多いものです。


こういう「トラブル」は、大抵、
教室側がきちんと「約束」を提示していないために、
保護者の方に、『勘違い』させているケースが多いです。


これは、事前に回避できる方法があり、
それが、【修学規定】です。

「お金をいただいて」レッスンするからには、
このような「約束は守れるよね、お互いに。」という、
意思確認を、きちんとしておくべきです。


私の教室では、
「修学規定(お約束)をご了承いただけましたか?」という質問に、
「はい」と答えてくださった方だけが、通ってくれています。


やはり、大人同士の「約束」は、守らないと。



2.  GIVE & TAKEではない

この「約束=修学規定」は、
私=教室側を守るだけのものではありません。

保護者の方にとっても、
「この教室は、こういうことをする教室だ。」ということを、
きちんと明示されていることが大切です。


万が一にも、約束したのに、教室がやっていなかったことがあれば、
保護者の方からも、「なぜこれをしないんですか」と、
教室側にクレームをつけることができるわけです。


教室と保護者の関係は、
GIVE & TAKE(まず与えてから得る)ではなく、
WIN-WIN(両方ともが同時に得をする)の関係でないといけません。


教室は、「子どもの能力を高めるために、こうします。」
と約束して、

保護者の方も、「子どもの能力を高めるために、協力します。」
と約束します。


この「大人同士の約束」が、
お子さんの能力を、一緒に高めていくわけです。



3.  印鑑を押してもらう

毎年4月から翌年3月までが、英語教室アイキャンの1年になります。
学校と同じですね。


「この1年間は、この約束でやりますよ。」ということを互いに確認し、
また「授業料」をいただくので、必ず、「捺印」をいただきます。


「捺印」という言葉は、「押印」という言葉に比べて、
「証拠能力が高い」と言われています。


教室側と保護者が、お互いに、

一緒に子どもを応援しましょう

と、「公に」約束するわけです。


きちんと、形で残すことで、
教室側の私と、保護者の方が、
同じ気持ちで、子どもに向かうことができると思っています。


細かいことではありますが、
こういうことって、とても大切ですよね。


だから、
印鑑がない更新書類には、再度印鑑を押しに来てもらっています、
お互いのために。






私の体験が、あなたの子育てや教える仕事に、
少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪

 ではまた明日。



See you tomorrow!


未就園児の親子さんは、英語おけいこサークル・アイキャンへhttp://iinagano.com/ican/02.pdf
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ

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