「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
昨日は、
私の教室の代名詞でもある「公民館」について書きました。
今日は、
英語教室には欠かせない、「教材」について書いてみたいと思います。
(実際にLESSONしているのは、この一部です。)
1. 「教材は使いません。」
教室を始めた時、その教室の目標は
「松井美紀が、教える技術をキープする」でした。
入っていただいた子供たちは、まず息子の友達、
そして、近所の子どもたち、計5人。
保護者の方にも、
「私が自分のために開くようなものですが、よろしいですか?」
と、今では、考えられないようなことを前面に出した教室でした。
そのため、「教材を使う」という発想がありませんでした。
教材は、
「一度買っていただいたら、使い切る」ことがとても大切なので、
教える側にその覚悟がなければ、
使ってはいけない、とまで思っています。
なので、当初は、
教材は使いません。
プリント中心ですので、
バインダーをご用意ください。
というスタンスで、プリント代を頂戴してレッスンしていました。
私の覚悟のなさが、このスタンスでわかりますよね。
その時の生徒さん、保護者の方、ごめんなさい!!!!!
2. 学習の跡を残す
「教材を使いません」と言ったものの、
プリントだけで年間48回のレッスンを
きちんとできるわけではありません。
必要に応じて、薄いテキストや絵本を使いました。
ただ、今思うと、その時は、
「目の前のことだけに使う」教材を使っていたわけです。
子どもの教材は、ないよりも、
学習したことを振り返る材料
であることが大切です。
例えば、1年間使った教材は、
書込みや貼り付けなどがない、きれいな状態だったら、
「残念な一年だったんだなぁ・・・」と思えます。
ましてや、
「この教材、下の子でも使えますか?」
という質問をもらってしまう使い方は、
「学習していない」に等しいです。
もちろん、書き込みなどをしない、教具に近い教材や、CDは、
下の方でも使ってほしいです。
でも、今、各クラスで使っているメインの教材は、
この年度末には、
書込み
貼り付け
丸つけ💮
などが、たくさんあります。
こうやって、その子の1年間の学習跡を残すのが、教材だと思います。
お子さんの教材、今、どんな状態ですか?
十分に使い込んでいる状態ですか?
3.「このテキスト、おもしろいの?」
今、小学生クラスで使っている教材の一つ「Smart English」
このテキストを使い始めた頃のことです。
「子どもにわかりやすそうだ」
「可愛い絵がいっぱい」
「基本のフレーズもわかりやすい」
そういう理由でコーステキストとして使うことに決めました。
「教師が使いやすい・教えやすい」ということでもあったのですが、
実際に使ってみると、
「・・・子どもにきちんと伝わっているだろうか・・・」
まだまだ、「教材の詳細」を、
きちんと理解できていなかったからでしょう、
一抹の不安を持ちつつ、使っていました。
その時の、小学2年生の女の子、
その子の言葉は、今でも心に残っています。
このテキスト、おもしろいの?
ショックでした。
私の心を、奥の奥まで覗かれた気持ちでした。
このテキストがおもしろくないのではなく、
このテキストを正しく伝えてあげていないことが、
一瞬で自覚できた言葉でした。
新しいテキストを、「使わなくっちゃ!」と、
こちらの都合で、テキストを進めていたんですね・・・・・
子どものためではなく、
自分のために教材を使おうとしていたかもしれません。
主役は誰か?
私の体験が、あなたの子育てや教える仕事に、
少しでも役立てばうれしいです。
今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪
ではまた明日。
See you
tomorrow!
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ
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