2018年3月17日土曜日

【更新】続けなければ英語は身に付きません

「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。


教室の保護者の方との間で、「就学規定」を設けている、
という記事を書いたところ、

「皆さん、どのくらい継続してくれるんですか?」というご質問をいただきました。

今日は、それについて書いてみたいと思います。















(また一年、よろしくお願いします。)



1.  90%の更新率

我が教室では、毎年、4月から1年ごとの契約をしています。

100%の更新率=全員の方が続けてくれる=が目標ですが、
お引越しや転勤、また、卒業などで、100%はなかなか無理です。


以前勤めていたスクールでは、

春の更新率が90%を切ったら、
なにか教室(または教師側)に問題がある

という、スタンスで仕事をしていました。

それは、個人であっても同じことで、
「1割の人は、仕方ないけど、
それ以上の人が続けないのは、教室側に問題あり。」
と捉えています。


今年度の3月末切れの更新は、
92.3でした。

3名の方が、転勤・小学校入学・他の習い事をさせる
という理由で、3月で去ります。

自分としては、精一杯接してきたけれど、
「時間が遅くなることで、通うのが無理」
「他に関心があるようなので、辞める」
という理由は、正直辛いものでした。



2.  3年毎に 

子供の成長というのは、スムーズに上り続けることは少ないです。
まるで、階段のように、「踏みとどまる」というか、
「成長しているように見えない」年があります。


スムーズに毎年少しずつ上がっていくのは理想ですが、
3年に一度くらいの割合でやってくる「停滞期」

もちろんすべてのお子さんに現れるわけではありませんが、

特に、3年目には、
「何となく英語がわかるようになってきたけど・・・」
「書くことも嫌がらずには、やっているけど・・・」
「そろそろ英検にも挑戦してほしいけど、その力は・・・」

少し英語がわかってきたからこそ、
「次の段階は?」という、漠然とした疑問がわいてくる時期です。


子どもさんも、
その時までは「楽しく」が第一優先だったものが、
「もっと英語が上手になりたい」という気持ちを持つ子も、
出てきます。

それでも、例えばその時のクラスが「楽しいが一番」というクラスだと、
「楽しいんだけど・・・・・う~ん・・」となったりするわけですね。


その時に親はどうするか?



3.  次への準備運動が必要

3年目に、ちょっと揺れる子。

それは「マイナスに揺れる」わけではなく、
「次に行きたいけど」という、「プラスの揺れ」です。


イメージしてください。

大きくジャンプしようと思うと、
ひざを曲げて、
手を握り、
ちょっと下に沈みますよね。
力を「下に落とす」イメージです。

そして、ジャンプする直前には、さらに「一瞬沈んで」

「ジャ~~~~ンプ!!」っとなりますね。


この時は、「ジャンプする」という動きが見えやすいので、
「ちょっと下に沈む」ことに対して、
マイナスなイメージにはなりません。


ところが、
英語学習にその状況が表われてもわかりにくく、
「あれ、やる気が減っちゃった?」と思う親御さんがけっこういます。


親の度量とは、

子どもが少しマイナスにみえる時に、
どう対応するか

一度始めたことは、
できるだけ続けてほしいと思うのも親御さんです。

一方で、お金がかかることだから、
「やる気が見えないなら続けていいのか」という気持ちもわかります。


3年目。
親が試される時期でもあります。



あ、
1年未満でやめてしまったら、それは明らかに「親の問題」です。
「親の都合」で習い事をとらえる方に多い傾向です、残念ですが。


これをお読みいただいた方には、
そうなって欲しくない。
心から、思います。





私の体験が、あなたの子育てや教える仕事に、
少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪

 ではまた明日。



See you tomorrow!


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年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ

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