「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
教室の保護者の方との間で、「就学規定」を設けている、
という記事を書いたところ、
「皆さん、どのくらい継続してくれるんですか?」というご質問をいただきました。
今日は、それについて書いてみたいと思います。
(また一年、よろしくお願いします。)
1. 90%の更新率
我が教室では、毎年、4月から1年ごとの契約をしています。
100%の更新率=全員の方が続けてくれる=が目標ですが、
お引越しや転勤、また、卒業などで、100%はなかなか無理です。
以前勤めていたスクールでは、
春の更新率が90%を切ったら、
なにか教室(または教師側)に問題がある
という、スタンスで仕事をしていました。
それは、個人であっても同じことで、
「1割の人は、仕方ないけど、
それ以上の人が続けないのは、教室側に問題あり。」
と捉えています。
今年度の3月末切れの更新は、
92.3%でした。
3名の方が、転勤・小学校入学・他の習い事をさせる
という理由で、3月で去ります。
自分としては、精一杯接してきたけれど、
「時間が遅くなることで、通うのが無理」
「他に関心があるようなので、辞める」
という理由は、正直辛いものでした。
2. 3年毎に
子供の成長というのは、スムーズに上り続けることは少ないです。
まるで、階段のように、「踏みとどまる」というか、
「成長しているように見えない」年があります。
スムーズに毎年少しずつ上がっていくのは理想ですが、
3年に一度くらいの割合でやってくる「停滞期」
もちろんすべてのお子さんに現れるわけではありませんが、
特に、3年目には、
「何となく英語がわかるようになってきたけど・・・」
「書くことも嫌がらずには、やっているけど・・・」
「そろそろ英検にも挑戦してほしいけど、その力は・・・」
少し英語がわかってきたからこそ、
「次の段階は?」という、漠然とした疑問がわいてくる時期です。
子どもさんも、
その時までは「楽しく」が第一優先だったものが、
「もっと英語が上手になりたい」という気持ちを持つ子も、
出てきます。
それでも、例えばその時のクラスが「楽しいが一番」というクラスだと、
「楽しいんだけど・・・・・う~ん・・」となったりするわけですね。
その時に親はどうするか?
3. 次への準備運動が必要
3年目に、ちょっと揺れる子。
それは「マイナスに揺れる」わけではなく、
「次に行きたいけど」という、「プラスの揺れ」です。
イメージしてください。
大きくジャンプしようと思うと、
ひざを曲げて、
手を握り、
ちょっと下に沈みますよね。
力を「下に落とす」イメージです。
そして、ジャンプする直前には、さらに「一瞬沈んで」
「ジャ~~~~ンプ!!」っとなりますね。
この時は、「ジャンプする」という動きが見えやすいので、
「ちょっと下に沈む」ことに対して、
マイナスなイメージにはなりません。
ところが、
英語学習にその状況が表われてもわかりにくく、
「あれ、やる気が減っちゃった?」と思う親御さんがけっこういます。
親の度量とは、
子どもが少しマイナスにみえる時に、
どう対応するか
一度始めたことは、
できるだけ続けてほしいと思うのも親御さんです。
一方で、お金がかかることだから、
「やる気が見えないなら続けていいのか」という気持ちもわかります。
3年目。
親が試される時期でもあります。
あ、
1年未満でやめてしまったら、それは明らかに「親の問題」です。
「親の都合」で習い事をとらえる方に多い傾向です、残念ですが。
これをお読みいただいた方には、
そうなって欲しくない。
心から、思います。
私の体験が、あなたの子育てや教える仕事に、
少しでも役立てばうれしいです。
今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪
ではまた明日。
See you
tomorrow!
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ
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