「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
昨日は、
「英語力は単語力(語彙力)で決まる」という考え方をお伝えしました。
今日は、
具体的に教室で行っている、単語力アップ作戦の一つについて、
お話ししようと思います。
(いやいや、このカードのことじゃないから!!!)
1. 単語量を増やすには
どんなテキストでもいいのですが、
テキストって、たくさんの英語の言葉=英単語が出てきますよね。
そこに出て来る単語をみんな覚えられたら、
英語力なんて、す~~~ぐ付くはずです。
しかしながら、現実的には、
「なかなか単語が増えなくてね・・・・」と、
嘆く親御さんが多いと聞きます。
「いかに単語を覚えさせるか」
教師サイドでも、大きな課題でもあります。
私もかつては、
「ディクショナリーを作ろう!」と称して、
文字別の単語をB5のカードにしたり、
プリントを作って単語合わせシートにしたり。
いろんな方法を試してきました。
もちろん、私の導き方が未熟だったこともありますが、
どの方法も、今一つ、単語力アップにつながったか疑問に残りました。
そこで、数年前から発想を変えて、
単語一つ一つにフォーカスした方法をとってみました。
今のところ、その方法が結果を出しています。
2. 学習した単語は・・・
単純と言えば単純ですが、単語カードを作り始めました。
一語一語についてです。
テキストに載っている単語って、学習している時には理解できても、
時間が経って、その部分を後から見直すと、
「あれ?なんて読むんだっけ?」
という単語がたくさん出てきます。
けして、手を抜いて指導しているわけではないんですが。
子どもというのは、
「覚えるのは早いが、忘れるもの早い」と言われるように、
新しいものを入れ続けると、いつの間にか記憶の箱がいっぱいになり、
次に新しいものを入れるために、古いものをどんどん捨てていきます。
大人なら、
「もうちょっと取っておこうか・・・・」となるかもしれない
(…んなわけないか・・・)んですが、
子どもは、物を捨てるときは、遠慮なく捨てます。
捨ててほしいものは、頑として捨てないときもあるのに。
・・・ちょっと話が逸れました。
教室の子ども達には、
自分の手を使って、カードを作ってもらいます。
自分で作った物は、捨てたりしませんから。
3. 作ることが目標ではない
正直、このやり方を始める前は、
「ちょっと大変かな・・・・」
「嫌がらないかな・・・・」
「面倒くさくないかな・・・・」
いろんな疑問はありましたが、
考えている時間がもったいない!!!
やってみてから考えよう!!!
ということで、作り始めました。
予想は的中!!!
彼らは、作ることを楽しんだり、友達と競い合ったり。
どんどん、英語の単語カードがたまっていきました。
やはり、子どもにとっては、
「カード作り」って楽しいんですね。
フォルダーに何枚貯まったか、競争している子もいます。
同じクラスだったら、同じ枚数のはずですが。
作ることが楽しい
そう思ってくれたことは、すごく嬉しいです。
けれど、カードを作ることが目的ではないはず。
「作って満足」ではいけないわけです。
これも当たり前なことですが、
作ったカードを、どうやって「使うか」
テキストに限らず、
教材というものは、
いかに使い切るか
これが、本当に大切です。
世の中には、「いい教材」ばかりです。
でもそれを、使いこなして、
初めて、
本当にいい教材になります。
今日も、子ども達に、
手作りの、いい教材
を、どんどん使ってほしいと思います💜
私の体験や、教室での出来事が、
あなたの子育てや教える仕事に、少しでも役立てばうれしいです。
今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪
ではまた明日。
See you
tomorrow!
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ
0 件のコメント:
コメントを投稿