2018年2月10日土曜日

【外部人材】小学校で英語を教えてみて

「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。



昨日は、英語以前に、
現在、学校の先生が抱えている問題について、書いてみました。

今日は、今年度も実施することになった、
公立小学校での英語の授業について、
実際の内容などを書いてみようと思います。



1.  「なにじん、ですか?」

私は民間の「子ども英語教室」を運営しています。
なので、1クラスの最多人数が8人になります。

それに比べて、小学校は1クラス、26~32人になり、
私の日常のレッスンとは、まず、人数の違いがあります。


次に、目標設定も全く違います。

英語教室では「英語力をつける」というのが、
全くもって当然な目標になり、

小学校では「英語の楽しさを体験する」ということになります。


目標は違いますが、共通していることの一つが、

英語のみで授業時間を過ごす

ということです。


100%)英語だけです!・・・・・って言いたいのですが、
残念ながら、それは難しいです。
だいたい95%くらいだと思います。

最初の頃は、すごく面白いことがありました。
授業中、ほとんど英語だけを話す私に対して、

「なにじん、ですか?」
「にほんご、はなせますか?」
と、きいてくる1.2年生が何人もいました。

担任の先生とちょっとした打ち合わせで、
授業後に普通に日本語で話していると、

え? 
にほんご、しゃべれるの?????

と、びっくりする子どものかわいかったこと!!!

普通の日本人でも、
英語は普通に話せる

それを、子ども達に見せること
リアルなお手本・目標を目の前で示す

これも、私達、日本人教師にとっては、大切なことだと思います。



2カタカナ語との比較

例えば、バナナやトマトという、カタカナの言葉を、
bənǽnə】とか【təméitou】と、正確な発音で練習します。

この練習をすると、子ども達は、とっても大きな声で

bənǽnə!」
təméitou!」

と発言します。

英語が好きになるかどうかの大きなポイントは、
大きな声で練習する
ことです。

テンションも上がるし、自信もつきます。
これは大人でも当てはまりますので、
英語を練習中の方は、ぜひ、大きな声で練習してみましょう。



3「3回」「3段階」

通常の英語レッスンでも行っていますが、
一つのことを定着させるために、

3回繰り返す

は鉄則です。
テンポよく、はっきりと、大きな声で、楽しく♪

大人でも、
初めてのことを、1回で言えるようになるのは厳しいのですから、
子どもはなおさらです。

また、
スピードを3段階に分けて、繰り返す、ということも、
効果的です。

特に、動きのある活動(例えば英語体操)をするときは、

ノーマルスピード
ゆっくりスピード
速いバージョン


と、変化をつけていくと、ゲーム性も出て、盛り上がります。

ゆっくり⇒ノーマル⇒速い
では、面白みがありません。
また、あくまでも、「基本のスピード」を知ることが、
耳を鍛えるのには必要です。

楽しい、面白い、があって初めて、「身に付く」が見えてきます。





小学校で実際に英語の授業をするにあたっては、
内容などは先生方から一任していただいているので、
ある意味、とてもやりやすいです。


年にたったの数回ですが、
このような機会を得られたのは、
とても勉強になります。

明日は、
どのように、学校で教える機会を得たのか、
お話ししたいと思います。




私の体験があなたの子育てに、少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪

 ではまた明日。



See you tomorrow!


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年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ

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