「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
現在、学校の先生が抱えている問題について、書いてみました。
今日は、今年度も実施することになった、
公立小学校での英語の授業について、
実際の内容などを書いてみようと思います。
1. 「なにじん、ですか?」
私は民間の「子ども英語教室」を運営しています。
なので、1クラスの最多人数が8人になります。
それに比べて、小学校は1クラス、26~32人になり、
私の日常のレッスンとは、まず、人数の違いがあります。
次に、目標設定も全く違います。
英語教室では「英語力をつける」というのが、
全くもって当然な目標になり、
小学校では「英語の楽しさを体験する」ということになります。
目標は違いますが、共通していることの一つが、
英語のみで授業時間を過ごす
ということです。
100%)英語だけです!・・・・・って言いたいのですが、
残念ながら、それは難しいです。
だいたい95%くらいだと思います。
最初の頃は、すごく面白いことがありました。
授業中、ほとんど英語だけを話す私に対して、
「なにじん、ですか?」
「にほんご、はなせますか?」
と、きいてくる1.2年生が何人もいました。
担任の先生とちょっとした打ち合わせで、
授業後に普通に日本語で話していると、
え?
にほんご、しゃべれるの?????
と、びっくりする子どものかわいかったこと!!!
普通の日本人でも、
英語は普通に話せる
それを、子ども達に見せること
リアルなお手本・目標を目の前で示す
これも、私達、日本人教師にとっては、大切なことだと思います。
2. カタカナ語との比較
例えば、バナナやトマトという、カタカナの言葉を、
【bənǽnə】とか【təméitou】と、正確な発音で練習します。
この練習をすると、子ども達は、とっても大きな声で
「bənǽnə!」
「təméitou!」
と発言します。
英語が好きになるかどうかの大きなポイントは、
大きな声で練習する
ことです。
テンションも上がるし、自信もつきます。
これは大人でも当てはまりますので、
英語を練習中の方は、ぜひ、大きな声で練習してみましょう。
3. 「3回」「3段階」
通常の英語レッスンでも行っていますが、
一つのことを定着させるために、
3回繰り返す
は鉄則です。
テンポよく、はっきりと、大きな声で、楽しく♪
大人でも、
初めてのことを、1回で言えるようになるのは厳しいのですから、
子どもはなおさらです。
また、
スピードを3段階に分けて、繰り返す、ということも、
効果的です。
特に、動きのある活動(例えば英語体操)をするときは、
ノーマルスピード
↓
ゆっくりスピード
↓
速いバージョン
と、変化をつけていくと、ゲーム性も出て、盛り上がります。
ゆっくり⇒ノーマル⇒速い
では、面白みがありません。
また、あくまでも、「基本のスピード」を知ることが、
耳を鍛えるのには必要です。
楽しい、面白い、があって初めて、「身に付く」が見えてきます。
小学校で実際に英語の授業をするにあたっては、
内容などは先生方から一任していただいているので、
ある意味、とてもやりやすいです。
年にたったの数回ですが、
このような機会を得られたのは、
とても勉強になります。
明日は、
どのように、学校で教える機会を得たのか、
お話ししたいと思います。
私の体験があなたの子育てに、少しでも役立てばうれしいです。
今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪
ではまた明日。
See you
tomorrow!
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ
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