2018年2月11日日曜日

【外部人材】小学校での英語の授業に、私たちを使ってください!

「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。


昨日は、
今年度も実施することになった、公立小学校での英語の授業について、
実際の内容などを書かせていただきました。

今日は、実際の小学校で授業をすることができるのに、
まだできていない先生方に、

または、小学校での英語の授業に不安をお持ちの、
小学校関係者の方に、お伝えしたいことを、
書いてみたいと思います。

(昨日のお知らせと変わってしまってごめんなさい!!!)





1.  実際の「数」


私は

特定非営利活動法人
小学校英語指導者認定協議会
(通称J-Shine

という団体の認定を受けて、
公立の小学校で、英語の授業を一部の学年で教える機会を得ています。

この資格を持っている人=正式に小学校の英語の授業を担当できる人
の数は、

今日現在で


全国で27500人
我が長野県では285人います。

しかし、
実際に小学校で教えている人は、何人かと言うと・・・・・
残念ながら、正確な数字が探せませんでした。
その位、「関心がない」ことなのかと思っています。


一方で、長野県内の小学校は、

平成29年度で372校あります。

もし、この「資格認定者」が2校づつ担当するようになると、
長野県全域の小学校で、
この認定者による授業が存在することになります。

つまり、

英語が普通に使える日本人による、
英語の授業を子ども達が体験

することで、

「自分でもあんなふうに英語を話すことができる」ことを、
見せてあげられるようになります。
















2ALTの課題

ALT(アシスタントの英語の先生:主に外国人)の先生が、
全国で、約18000人いると言われます。

一部の先生ではありますが、いろいろな課題があります。


課題①
外国人教師の場合、「子どもに教えたい」というよりも、
「日本で働いてみたい」という気持ちが強い方が、結構います。
すると、契約期間以内であっても、なぜか帰国してしまったり、
「思っていたのと違う」と言って、
急にいなくなったりすることがあります。
「1年で、外国人の先生が3回替わった」というのは、
けして特別ではありません。


課題②
   でも触れた「動機」で、子供向きではない場合もあります。
もちろん、外国人教師として採用され、
研修を受けて現場に出るのですが、
実際に仕事をしていくと「あら、子供向きでないかも」という先生も、
よく見かけます。


課題③
   ②の理由はある意味、教師個人の問題ですが、
もっと大きな視点で見ると、圧倒的な「経費」の問題があります。
外国人1人を本国で採用して、
現場に派遣し、来日させ、
年間の給与などを考えると、
年間経費は、約600万と言われます。

それに見合う成果があれば、全く問題ないのですが、
途中帰国・指導能力・継続率のことを考えると、

圧倒的に
コスパがいいとは言えません。

一方で、地域人材(日本人教師による英語の授業可能な人)を使うと、

(喜ばしいことがどうかは別として)
一人年間300万と言われています。

一番大切な「子ども自身が英語を楽しむ」ことは、
日本人教師でも可能ですし、

「普段は日本人教師」で基礎的な学習をして、
「時々、外国人教師」でその力や英語を楽しむ姿勢を試す

そういう位置づけにすれば、

外国人講師の人数は、半分までに減らすことができると思います。
(1校当たりの授業数が減るので、担当学校数を増やせる)



3担任の先生の負担

新しい指導要領では、
「英語の授業は担任教師が担当」を基本としています。

そして、
担任の先生と外国人教師のチームティーチングを中心に、
授業を組み立てるようになります。

しかし、先日のブログ「先生たちの不安 4月を前にして」
でも書きましたが、

通常の業務だけでも、先生の仕事はハードです。
その上で、外国人教師のチームティーチングをするとなると、

外国人教師との打ち合わせの時間をいかに確保するか

外国人教師とどのようにコミュニケーションをとるか

という、超現実的な問題があります。

そのために、

「ほかの教科の準備や、基本的な児童指導に時間をかけられなくなる」

という、不安を持つ先生の声をよく聞きます。



あーーーーーー!

J-Shineの先生を使ってくれれば、
こういう課題がクリアできるのになーー!


独り言ではありますが、

一人じゃダメなんです。

この意見に賛同する方!
どうぞ、コメントをお寄せください。
あなたのご意見、聞かせてください。
反対意見、大歓迎です。
お待ちしています。





私の体験があなたの子育てに、少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪

 ではまた明日。



See you tomorrow!


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