「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
信州出身の小平奈緒選手が、
平昌オリンピックで金メダルを取りましたね。
そして、
彼女のライバルへの心配りや、亡き親友への思いを、
ニュースで見るたびに、涙があふれます。
今日は、小平選手を支えている、
相澤病院について、書いてみようと思います。
1. 相澤病院の存在
私、松本市民にとって、「相澤病院」というのは、
「とにかく診てくれる」という印象です。
昔、母方の祖父がずっと入院していた頃(40年以上前)は、
病院が古かったこともありますが、
「暗くて怖いところ」という印象でした。
大人になってからは、
相澤病院にお世話になることもありませんでしたが、
父が80歳過ぎてから盲腸になり、人生初の手術と入院!
付き添いや見舞を兼ねて、毎日通っていた時もありました。
その後、父が骨折のため入院し、この時もまた、
ほぼ毎日、通っていました。
自分がお世話になることはなかったのですが、
家族は、「なんだかんだで」お世話になっています。
息子も、叔母も、母も、
「今診てくれるのは相澤だけか・・・・」
とか、
学校でけがをした時も、学校からの連絡が、
「とりあえず心配なので相澤に連れていきました。」
など、
地域で「かかわったことがない人」を探すのが、難しい。
それのくらい、地域密着の病院ですよね。
2. 大きいだけじゃない
小平選手が相澤病院に就職したと聞いたときは、
「スポーツ選手を広告塔に使うのか」
という、ちょっとマイナスな話をよく聞きました。
実際、相澤病院に入ると、
「いたるところで小平選手の写真がある・・・・」ということはなく、
たしか、レストランがあるあたりにしか、
小平選手の写真などは、ありませんでした。
昨日の、小平選手の記者会見でも、
相澤病院が、
大学卒の初任給くらいの給与と、
遠征費などの金銭的サポートをしていることが話されていましたね。
小平選手は、大学卒業後のスポンサー探しで困っているときに、
自ら支援を懇願したと言います。
この「自ら懇願」というのは、とても大切なことだと思います。
一見、華やかに見えるスポーツ選手も
スポンサーがつかなければ、ものすごく大変な生活。
プライドもあって、「自ら懇願する」選手は、少ないそうです。
でも、彼女の懇願を、
「地域で頑張ろうとしている人を応援するくらい、いいじゃないか」
という、理事長の言葉で、小平選手は相澤病院に就職できたそうです。
そう、あくまでも、小平選手は「相澤病院のスタッフ」なんです。
この、相互関係が、とても、温かく素晴らしいですよね。
3. 24時間365日の裏側に
「相澤病院」といえば、
「神様のカルテ(夏川草介・小学館)」の舞台になった事でも
知られていますね。
映画もありましたから、ロケをしているときは、
「櫻井翔くんが今、どこにいる」とか
「宮崎あおいがどこそこにいた」とか
地元は、ものすごく盛り上がっていた・・・・のかな?
相澤病院は「24時間365日」というキーワードがあって、
「いつでも診てくれる」という、地域ではとても安心できる存在です。
一方で、医師や看護師の方の激務は、
「常に募集をかけている」
「長くいる病院ではない」
「(在籍期間が短いから)相澤にはベテランの先生はおらん」
など、
地域の人の中には、好き勝手なことを言う人も多いです。
世話になるのに、いろいろ言うって、どういうこと!!!!
この、松本という街は、信州大学附属病院と、
この相澤病院があるおかげで、
「病気になってもとりあえず安心な街」と
わたしは思っています。
今日は、英語教室と全く関係ない話でした。
ではまた明日。
See you
tomorrow!
年少以上の方は、英語教室・アイキャンへ
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