2018年2月7日水曜日

【4月からの小学生の英語】 どう変わるか ②

「子どもと英語の応援団」 団長の松井美紀です。
今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。


昨日に引き続き、
今日も、公立の小学校に英語の授業をしに行って来ました。















(あ、私が教えるのは普通の公立小学校です・・・・)

1小学1.2年生では何を学ぶか

2009年度から今年で9年目になりますが、
最初の頃は、1年生から4年生まで教えていました。

年に、たった4回ですが、
自分の教室の生徒とは違う、何でもありの小学生で、
とても勉強になっています。

今年度は1.2年生のみです。

授業中は英語のみで進めていますが、
彼らは、
スポンジが水を吸うように、
英語表現を使っています。

最初はちょっと戸惑っていた子も、だんだんと、

英語を口にすることが楽しい!

と感じるようになります。
私のまねをして英語を大きな声で言ったり、
英語だけのやり取りで、きちんとニュアンスが伝わっていたり。
この時期の、子どもは、とても素直に、発言できますね。


ただ、残念なことに、
小学1.2年生では基本、英語の情業がありません。

あっても、年に数回、ALTが「ついでに入る」程度です。

私のように、地域の人材が、ボランティアというで入っている学校は、
まだ少ないですね。

だから、

小学1.2年生という、
ベストな時期に、
英語を取り入れてない学校ばかりです。

なんてもったいないんでしょう!!



2小学3年生では何を学ぶか

4月からの一般的な話になります。
今まで、5.6年生でやっていた英語授業の内容を、
4月からは、3.4年生に前倒しする、ということです。

個人的な考えではありますが、
そもそも、小学5年生から英語の授業をすることが、
子どもの発達に合っていないと思っていました。

小学5年生といえば、
思春期の入り口に立ち、
人と自分の違いも感じるようになり、
天真爛漫な子がぐんと減り、
「間違えるのが怖い」子が増え、
友達との関係に悩む子も増え、
低学年のように、

聞こえた言葉を
そのまま口にしてみる

のが、ちょっと難しくなる年齢。

英語の最初は、
この「聞こえた言葉をそのまま口にする」ことがとても大切です。
だから、
今まで、小学5年生で「英語で遊ぶ」感覚で、
英語の授業がなされていたと思うので、
この内容が3年生からになることは、大歓迎です。



3小学5年生からの「通知表」

さて、最も気になるのが、
この通知表ではないでしょうか。

英語の通知表がどのような観点でつけられるのか、
今一つ、よくわかりません。

ただ、どんな内容であっても、

英語の成績が問われることに
変わりありません。

ほかの教科と同じように、考えていかないと、
いつまでも、
「英語の時間は楽しいことをする」わけではなくなります。

英語、というか、言語の要素
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を、
バランスよく身につけていくことが、何よりも大切。

「話せばいい」だと、
先に行って、「読めない」「書けない」状態になり、
結局、英語嫌いになりがち。

では、
「読み書き」に重点を置けば、
「話せない」英語になり、今までの英語教育と全く変わりなくなる。

ですから、教師には、
4技能を、バランスよく子ども達に提供する授業力が求められるのは、必須ですよね。

だって、きちんと提供できなかったら、
通知表を付けるなんて、評価できないわけですから。



そこで、先生方の準備はどうなっているんでしょうか?

これはまた明日、書いてみたいと思います。






私の体験があなたの子育てに、少しでも役立てばうれしいです。

今日も子どもと一緒に楽しみましょうね♪

 ではまた明日。



See you tomorrow!


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